美容室で導入できる眉メニューの種類とは?眉カット・シェービング・ワックス脱毛の違いを解説

近年、美容室でも注目されている「アイブロウメニュー」。

ヘアスタイルだけでなく、眉まで整えることで、お客様の印象は大きく変わります。
しかし、一言で「眉メニュー」といっても、その内容はさまざまです。

実際にJBSにも、

「ブロウラミネーションは学べますか?」
「アートメイクもできるようになりますか?」
「眉カットとワックス脱毛は何が違いますか?」

といったお問い合わせをいただくことがあります。

美容室で眉メニューを導入するうえで大切なのは、まずそれぞれの眉メニューの違いを正しく理解することです。

何を学び、何をサービスとして提供し、どんなお客様に喜んでいただけるのか。
そこが明確になると、サロンでのメニュー設計や価格設定、カウンセリングでの提案もしやすくなります。

今回は、美容室で導入されることの多い眉メニューの種類について、わかりやすく整理してご紹介します。

目次

眉メニューにはどんな種類がある?

美容室やアイブロウサロンで提供されている眉メニューには、主に次のような種類があります。

・眉カット
・シェービング
・ワックス脱毛
・ブロウラミネーション
・眉カラー
・アートメイク

同じ「眉を整える」メニューでも、目的や仕上がり、持続性、単価はそれぞれ異なります。
それぞれの特徴を知ることで、自分のサロンに合った眉メニューを考えやすくなります。


① 眉カット

眉カットは、眉毛の長さを整え、全体のバランスを見ながら仕上げる基本的なお手入れです。

コームで眉毛を立ち上げ、長すぎる毛やはみ出た毛をカットして整えていきます。
美容室でも取り入れやすく、カットメニューの一部やサービスとして行われることも多いメニューです。

こんな方におすすめ

・眉毛が長く、ボサボサに見える方
・自然な印象を残したい方
・初めて眉を整える方
・清潔感を出したい方

メリット

・ナチュラルな仕上がりになりやすい
・短時間で施術しやすい
・毛流れが整い、清潔感がアップする
・美容室でも導入しやすい

一方で、眉カットは「長さを整える」ことが中心のため、眉の形そのものを長くキープするメニューではありません。

また、眉毛を短く切りすぎると、眉の存在感が薄くなり、顔全体の印象がぼやけて見えることもあります。

特に男性の場合、濃い眉を気にして2ミリ・3ミリと短くしすぎるケースもありますが、眉は短くすれば整うものではありません。

毛の長さ、密度、毛流れ、骨格とのバランスを見ながら整えることが大切です。


② シェービング

シェービングは、カミソリで眉周りの産毛や不要な毛を処理するメニューです。
理容室やバーバーでは昔から行われてきた技術で、お顔剃りの一部として眉周りを整えるケースもあります。
眉周りの余分な毛を剃ることで、すっきりとした印象に見せやすいのが特徴です。

こんな方におすすめ

・眉周りをすっきり見せたい方
・お肌を明るく見せたい方
・短時間で眉周りを整えたい方
・定期的にお手入れしたい方

メリット

・痛みを感じにくい
・短時間で施術しやすい
・眉周りがすっきり見えやすい
・メイクがしやすくなる

シェービングは、眉周りを手軽に整えられる一方で、毛を剃って処理するため、数日経つと伸びてきた毛が気になりやすいという特徴があります。
特に眉周りは、伸びはじめると形の崩れが目立ちやすい部分です。
そのため、シェービングは定期的なお手入れが必要になります。

「短時間で整えたい」場合には向いていますが、より持続性を求める場合は、ワックス脱毛との違いを理解して提案することが大切です。


③ ワックス脱毛

ワックス脱毛(ワキシングケア)は、専用のワックス剤を使用し、眉周りの不要な毛や産毛を取り除くメニューです
※JBSでは、ワックス脱毛のことを「ワキシングケア」と表現しています。

ワックス脱毛は、見えている太い毛だけでなく、細かい産毛まで整えやすいことが特徴です。
眉周りの産毛を整えることで、眉の輪郭がはっきり見え、今ある眉毛が浮き立って見える場合もあります。

こんな方におすすめ

・眉の形をしっかり整えたい方
・お手入れを楽にしたい方
・美しい眉ラインを長持ちさせたい方
・眉周りの産毛が気になる方
・眉の輪郭をはっきり見せたい方

メリット

・眉の形がきれいに出やすい
・シェービングより持続性を感じやすい
・眉周りの産毛まで整えやすい
・眉デザインとして提案しやすい
・美容室の高単価メニューとして展開しやすい

ワックス脱毛は、単に「ムダ毛を取るメニュー」ではありません。

眉周りの古い角質や余分な毛や産毛を取り除くことで、眉の形を見えやすくし、お客様の印象に合わせた眉デザインを提案しやすくなります。
また、ワックス脱毛は、ヘアカットやヘアカラーと組み合わせて提案しやすい点も美容室との相性が良い理由です。
眉だけでなく、小鼻周りや口周りなどのオプション展開にもつなげやすく、客単価アップを目指すサロンにとっても取り入れやすいメニューです。

※施術後は刺激による赤みが出る場合があります。しっかり肌のカウンセリングをして頂き、肌状態や禁忌事項を確認したうえで施術することが大切です。


④ ブロウラミネーション

ブロウラミネーションは、眉毛の毛流れを整え、立体感のある眉へ導くメニューです。

一般的には、専用のスタイリング剤を使用し、眉毛の流れを整えやすくする技術として知られています。
海外風の立ち上がった眉として注目されたメニューですが、日本では自然な毛流れを活かしたナチュラルな仕上がりを好まれる傾向があります。

こんな方におすすめ

・毛流れにクセがある方
・眉頭が下がりやすい方
・眉が薄く見えやすい方
・毛流れを整えてメイクしやすくしたい方
・ふんわり立体感のある眉が好きな方

メリット

・毛流れが整いやすい
・眉が濃く、立体的に見えやすい
・毎朝のメイク時間を短縮しやすい
・眉の存在感を出しやすい
・ワックス脱毛と組み合わせて提案しやすい

ブロウラミネーションは、全員に必要なメニューというよりも、毛質や毛流れに合わせて使い分けることが大切です。
例えば、眉頭だけが下がりやすい方、部分的に毛が横に流れやすい方、毛流れを整えることで眉メイクがしやすくなる方には向いている場合があります。

一方で、眉が極端に短い方、毛が少ない方、毛質が弱い方には向かない場合もあります。
施術前には、眉毛の長さ、毛量、毛質、過去の施術履歴などを確認することが大切です。


⑤ 眉カラー

眉カラーは、眉毛の色を髪色や雰囲気に合わせて明るく見せたり、印象をやわらげたりするために行われることがあります。

黒く濃い眉が気になる方や、髪色とのバランスを整えたい方に関心を持たれやすいメニューです。

こんな方におすすめ

・髪色と眉色を合わせたい方
・垢抜けた印象に見せたい方
・黒く濃い眉が気になる方
・顔全体の印象をやわらげたい方

メリット

・顔全体がやわらかい印象に見えやすい
・ヘアカラーやメイクとの統一感が出やすい
・垢抜けた雰囲気を演出しやすい

ただし、JBSでは眉カラーをサロンメニューとして積極的におすすめしているわけではありません

眉周りは目元に近い繊細な部位です。
使用する製品や方法を間違えると、毛や肌に負担がかかる可能性があります。

また、サロンメニューとして打ち出す場合は、安全性や表現面にも注意が必要です。

お客様から相談を受けた際には、安易に「できます」と伝えるのではなく、リスクや注意点を含めて慎重に対応することが大切です。


⑥ アートメイク

アートメイクは、皮膚に専用の針やマシンで 色素を入れ、眉のデザインを長期間キープする施術です。

汗や水で落ちにくく、毎日のメイク時間を短縮できることから人気のある施術ですが、美容室で提供する眉メニューとは明確に分けて考える必要があります。

アートメイクは、医師が行うのでなければ保健衛生上危害を生ずるおそれがある行為であり、医師免許を持たない者が業として行うと医師法第17条に違反すると、厚生労働省が示しています。

こんな方におすすめ

・毎日のメイク時間を短縮したい方
・汗や水でも眉をキープしたい方
・眉の左右差が気になる方
・すっぴんでも眉を自然に見せたい方

メリット

・メイクの時短につながる
・汗や水で落ちにくい
・すっぴんでも眉の印象を保ちやすい
・長期間きれいな眉を維持しやすい

ただし、アートメイクは医療機関で行う医療行為です。

美容師が美容室メニューとして導入する眉カット、シェービング、ワックス脱毛、ブロウラミネーションとは領域が異なります。
美容室でアイブロウメニューを考える場合は、美容師資格を活かせる範囲で、眉デザインやワックス脱毛などのメニューを中心に設計することが現実的です。

※施術後はダウンタイムがあり、定着まで複数回の施術が必要な場合があります。医療機関で十分な説明を受けたうえで検討することが大切です。


美容室で眉メニューを導入するなら、まずは違いを知ること

眉メニューには、さまざまな種類があります。

眉カットは、長さを整えるメニュー。
シェービングは、剃って整えるメニュー。
ワックス脱毛(ワキシングケア)は、毛根から取り除き、眉デザインを引き立てるメニュー。
ブロウラミネーションは、毛流れを整えるメニュー。
眉カラーは、サロンメニューとして慎重な判断が必要なメニュー。
アートメイクは、医療領域の施術です。

同じ「眉メニュー」でも、提供できる価値は大きく異なります。

美容室で眉メニューを導入するときに大切なのは、流行っているから取り入れることではありません。

自分のサロンのお客様に、
どんな眉の悩みがあり、
どんな仕上がりを求めていて、
どのメニューなら喜んでいただけるのか。

そこを整理したうえで、メニューを設計することが大切です。

髪をデザインしている美容師だからこそ、眉まで含めた印象づくりを提案できるようになると、お客様に提供できる価値はさらに広がります。


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次回のブログでは、
「美容室にワックス脱毛がおすすめな理由①」について、さらに詳しく解説します。

眉カットやシェービングとの違い、なぜ高単価メニューとして提案しやすいのか、美容室のセット面でどう活用できるのか!?

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 次回の記事もぜひご覧ください。

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