美容室経営において、
「スタッフの給与を上げたい」
「働きやすい環境をつくりたい」
と思う一方で、
「売上はすぐには増えない」
「人件費や教育コストは増えていく」
という悩みを抱えているサロンも少なくありません。
特にアシスタントがいる美容室では、
アシスタントの生産性をどう考えるか
は、大きなテーマの一つです。
今回JBSでは、理容・美容の併設サロンを経営するJBS認定講師・辻麻衣子先生と、
「アシスタント×アイブロウ」
という視点から、美容室のこれからを考えました。
アシスタントを「人件費」としてだけ見ない
サロン経営では、どうしても数字を見る必要があります。
しかし、
「アシスタントにいくらコストがかかっているか」
ばかりを考えてしまうと、選択肢は限られてしまいます。
そこで考え方を変えてみます。
アシスタントを、
売上を生み出せる一人の技術者として育てる。
そして、お客様から直接、
「ありがとう」
「またお願いしたい」
と言っていただける仕事を任せる。
そうすることで、アシスタント自身のやりがいとサロンの生産性を両立できる可能性があります。
カラーの放置時間20〜30分、何をしていますか?
美容室には、独特の「待ち時間」があります。
代表的なのが、カラーの放置時間です。
カラーを塗布した後、発色まで20〜30分待つ。
その間、アシスタントは次のお客様の準備をしたり、雑誌を交換したり、お客様と会話をしたりします。
もちろん、どれも必要な仕事です。
でも、その20〜30分を、
お客様がさらにきれいになる時間
に変えることができたらどうでしょうか。
そこで相性が良いのが、アイブロウです。
カラー中は髪をまとめていることも多く、顔や眉が普段以上に目立ちます。
髪がきれいになった最後に、
「眉まで整っている」
という状態をつくることができれば、お客様の仕上がりに対する満足感も変わります。
「デッドタイム」を売上を生む時間に変える
大切なのは、
アイブロウ施術のために、さらに30分滞在時間を増やす
という考え方ではありません。
すでに美容室に存在している時間を活用することです。
これまで何も売上を生まなかった20〜30分に、アシスタントが眉施術を担当する。
スタイリストは別のお客様を担当できる。
アシスタントも自分の技術売上をつくることができる。
お客様は滞在時間を大きく増やさず、髪だけでなく眉まできれいになる。
つまり、
お客様・アシスタント・スタイリスト・サロンの全員にメリットが生まれる仕組み
にできる可能性があります。
アシスタントでも売上をつくれる
動画の中では、実際にアイブロウを教えたスタッフが、
1日約7名
月20日勤務
という形でアイブロウ施術を担当した事例も紹介されました。
施術単価は3,850円。
スタイリストが眉デザインを決め、アシスタントがそのデザインに沿ってワックス施術を担当するという役割分担です。
考え方としては、ヘアサロンの現場とよく似ています。
スタイリストがデザインを決め、
アシスタントがカラー塗布などの施術を担当する。
眉も同じように役割分担することができます。
スタイリストがすべてを一人で担当するのではなく、チームでお客様をきれいにしていく。
この仕組みができれば、サロン全体として担当できるお客様の人数も変わってきます。
「生産性を上げて」だけでは人は動かない
ただし、
「売上を上げてください」
「生産性を上げてください」
と数字だけを求めても、アシスタントのモチベーションにはつながりにくいものです。
重要なのは、
自分の技術でお客様が変わった。
目の前で喜んでくれた。
そして、
「またあなたにお願いしたい」
と言ってもらえた。
そんな経験です。
数字は、その結果としてついてくるもの。
アイブロウを導入する目的も、単純に売上を増やすことだけではありません。
アシスタント自身が、お客様に価値を提供できる技術者になること。
そこに大きな意味があります。
アシスタントはサロンの「パワーパーソン」
アシスタントは、スタイリストになるまでのお手伝い期間ではありません。
技術を身につけ、お客様を担当し、サロンの価値を生み出せる存在です。
だからこそ、
「アシスタントの人件費をどうするか」
ではなく、
「アシスタントが活躍できる場所をどうつくるか」
という発想に変えてみる。
その一つの選択肢として、JBSではアイブロウ技術に大きな可能性があると考えています。
カラーの放置時間を、
ただ待つ時間から、
お客様がもっときれいになる時間へ。
そしてアシスタントが、
「自分もお客様をきれいにできる」
と実感できる時間へ。
美容室にアイブロウを取り入れる価値は、売上だけではないのかもしれません。
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次回は「スタイリストになる前に「またお願いしたい」を。アイブロウがアシスタントの自信を育てる理由」についてご紹介します!
次回の記事もぜひご覧ください!!
