なぜ今、理容室・美容室にアイブロウメニューが必要なのか?美容師が眉を学ぶ意味

「眉毛だけで、本当にメニューになるの?」

少し前まで、理容師・美容師さんの中にもそんな感覚を持っている方が多くいました。

JBSでは約20年にわたり、美容業界にアイブロウの重要性を伝えてきました。

しかし以前は、眉毛は「顔や目元の付属品」のように捉えられ、シェーバーやカットで少し整えるものという認識も強く、眉だけで料金をいただくメニューになるイメージを持ちにくかったといいます。

それが今、大きく変わり始めています。

目次

眉毛に注目が集まった大きなきっかけ

石川県で理容・美容の併設サロンを経営し、理美容師としても活動するJBS認定講師の辻麻衣子先生は、一つの大きなきっかけとしてコロナ禍を挙げています。

JBS石川小松校 講師:辻麻衣子さん

マスクによって顔の下半分が隠れ、目元や眉が目立つようになったこと。

その中で、

「なんとなく垢抜けない」
「清潔感が足りない気がする」

と感じた人たちが、改めて眉の重要性に気づき始めました。

美容業界やSNSでも眉について発信される機会が増え、市場そのものがアイブロウに注目するようになっていったといいます。

そして現在では、美容室のお客様から、

「眉毛もやってほしい」

と直接言われるケースも増えています。

つまり、サロン側が眉メニューを売り込み始めたというより、お客様側から眉を求めるようになってきているのです。

美容師の働き方も変わっている

同時に、美容師の働き方も変化しています。

以前は、数年間のアシスタント期間を経てからスタイリストデビューするという流れが一般的でした。

しかし現在では、早い段階からカットを学び、1年程度でスタイリストデビューするケースも増えています。

アシスタントの段階から施術を担当し、生産性や単価アップを求められるサロンも増えてきました。

そこで重要になるのが、

施術時間を大幅に増やさず、お客様に新しい価値を提供できるメニュー

です。

その一つとして相性が良いのが、アイブロウです。

カラーの放置時間を「キレイになる時間」に変える

美容室には、カラー剤の発色を待つ20~30分ほどの時間があります。

通常であれば、雑誌を読んだり、お客様と会話をしたりして過ごす時間です。

そこに眉メニューを組み合わせる。

髪をきれいにしながら、同時に顔の印象まで整えることができます。

辻先生は、カラーリングの放置時間を活用し、短時間でさらに「きれい」「かっこいい」を提供できるプラスメニューとして眉を取り入れています。

美容室にとって眉メニューの魅力は、単純にメニューが一つ増えることだけではありません。

すでにある滞在時間を活用しながら、お客様にもう一つ価値を提供できるということです。

特に相性が良いのが男性のお客様

眉メニューを提案しやすい層として、辻先生が最初に挙げたのが男性です。

男性の場合、普段メイクをしない方も多いため、眉が整うだけでも顔の印象が分かりやすく変化します。

美容室から帰宅した時に、

「今日なんかいつもよりかっこよくない?」
「何したの?」

と家族やパートナーから気づいてもらえる。

そうした第三者からの反応によって、本人も眉を整える価値を実感しやすくなります。

さらに、眉専門サロンには入りづらいと感じる男性でも、普段通っている美容室であれば抵抗感は下がります。

「眉毛のために新しいサロンを探す」のではなく、

いつもの美容師さんに、髪と一緒に眉まで任せられる。

これは美容室だからこそ持てる強みです。

理美容師が眉を学ぶ意味

眉は、余分な毛を取れば完成するものではありません。

なぜここを取るのか。

なぜこの眉尻なのか。

その形にすると、顔がどう見えるのか。

こうしたことを理論として理解していれば、お客様にも理由を説明することができます。

「ワックスしませんか?」と営業するのではなく、

「ここが整うと横顔がシャープに見えますよ」

「ここがすっきりすると毎朝の眉メイクがしやすくなりますよ」

と、お客様にとってのメリットとして伝えられるようになります。

ヘアスタイルと同じように、眉もその人の印象をデザインするもの。

だからこそ、ヘアを通してお客様の顔や雰囲気を日常的に見ている理美容師が眉を学ぶことには大きな意味があります。

理美容師の仕事にアイブロウをプラスする。

それは単なる新メニューの追加ではなく、理美容師として提案できる範囲を広げることなのではないでしょうか。

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次回は「眉メニューで月30万円アップも?美容室の売上とリピートを変えるアイブロウの可能性」についてご紹介します!

 次回の記事もぜひご覧ください!!

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